明日のクライミングを垣間見た。
24日、仕事帰りにカラファテに寄ったら今、ノリにノッテル若手アルパインクライマー、横山氏の講演会のポスターが貼ってあった。無料だし今晩は車で仙台に帰るだけだし折角の機会なのでパタゴニアショップに申し込んで拝聴することにした。演題は”山が差し出すライン、人が引くライン”(だったよね)。7時半開演。予定の40名を越す参加者。若い人が多くて関東には若いアルパインクライマーが沢山いるんだなと感心する。まず初めは昨年秋に行ったネパールのカンテガ北壁の話し。残り300mくらいで敗退したそうだがこの壁は凄い。1200m、ほとんど垂直に近い壁でベルグラというか薄い張り付き氷を登っていくルート。完登してたら評価は高かっただろうね。続いてアラスカやボリビアのでっかい壁の話し(岳人やロクスノの記事にも載ってる)。そしてこのド壁に対して彼らの登り方はシンプル。まるで国内の冬壁登るみたいに荷物背負ってロープ2本でつるべで登ってる(アルパインスタイルってやつだね)。フィックスロープとか荷揚げなんて小賢しいマネはなしでゴーアップしちゃう。既成ルートを登るつもりで行って壁見ておもしろそうなラインがあればすぐそっちに変更して登って結果的に新ルートを初登ということになったりしてる。そしてどんな時でもクライミングを楽しんでる。とにかく登り方、考え方がシンプル。雑誌で彼らの記事を読むと初登とか登るスタイルにこだわってる様に受け取ってしまうが彼らのこだわりは”おもしろく登ること”でありその手段が登るスタイルだったり結果として初登になったりなんだなということがわかった。今回の講演で得たのはこれからのアルパインクライミングはどうやったらおもしろく登れるかにこだわる。クライミングをおもしろくするのもつまらないものにするのも自分自身。自分自身でおもしろいクライミングを創っていかなくちゃならないってことかな。






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