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January 08, 2008

空にそびえる鉄の城~♪

年末年始は家でのんびりしようと思ってたら寝てる時間帯にH兄貴から再三、お誘いの電話があり寝ぼけて屏風に行くと返事してしまった(さすが岩雪世代のクライマー。押しが強い)。行く前日、天気が悪そうなので甲斐駒、尾白川の西坊主沢、北坊主沢、滑滝沢のアイスクライミングに急遽変更。
30日夜、仙台発。3時過ぎに白州の道の駅着、仮眠。31日。退屈なので80年代歌謡曲を熱唱しながら黒戸尾根を登る。五合目に着いたら吹雪いてたので小屋の跡地に泊。1日、黄蓮谷に下るがあまりの雪の多さに驚く。今まで何度も冬(年末年始)の甲斐駒に来たけどこんなに積雪が多いのは初めてだ。尾白川に向かってトレースがついてたのでたどると出合いにテントが一張りあった。さらに上流に向かうと西坊主沢を登って降りてきたパーティーに遇った。なんでも昨日、半日かけて西坊主沢までラッセルしてトレースつけたとか。このトレースが無かったら僕らアプローチ敗退してたかもしれないので感謝の意を伝える。北坊主沢の手前に泊。2日は西坊主沢。西坊主沢は18歳の時、連れてきてもらったんだけど先輩がリードしてる時、氷が崩壊して滞留してた水が噴出して敗退した氷だ。F1は緩傾斜に雪が付いて二口チックで威圧感がない。氷雪壁からスタート。弱点をつきながら目一杯ロープを伸ばし登る。F2F3はほとんど雪に埋もれてた。F4も段々状で高度感もなくやさしい。ところどころブッシュでビレイもできる。最後のF5だけが綺麗なブルーアイス。この頃になるとふくらはぎはパンパン、アックス振る手も疲れてきて長いアイスルートだなと実感する。F5上で終了。6hr。ピッチグレードは最高でもⅣ+くらいだから難しいルートではない。テクニカルというよりは総合力を必要とするクラシックなアルパインアイス。もっと登られても良いルートかも。沢筋に下降しようとしたがあまり良いところがなくもたついてたら暗くなってしまった。北坊主沢との間の樹林帯にトラバース。暗がりの中、探りながら懸垂下降。風も強くなり久しぶりに冬山の厳しさを味わう。取り付きについたらクタクタに疲れてた。とにかく○○年ぶりに登ってリベンジできたのでうれしい。18歳のその時、滑滝沢で滑落事故が発生し尾白川に来ていたクライマーが集結して搬出作業を行った。その時のクライマーの面々の姿がとてもカッコ良くて脳裏に焼きついてる。思えばそのクライマーのカッコ良さに憧れ、そうなろうと僕はクライミングを続けてきたのかもしれない。西坊主沢を登ってリベンジを果たした今、僕はカッコ良いクライマーになり得ただろうか?
3日。朝起きたら寝過ごして滑滝沢に行くには遅い時間だったので諦めて下山することに。尾白川を下り、黒戸5合目まで登り返し、バタバタと黒戸尾根を駆け下る。むかわの湯に入り、焼肉やで夕食を食べ道の駅に泊。4日はフリークライミング合宿に来てたS兄、I兄貴と合流。秘密処のドライツーリングルートで半日遊んで帰仙。東北道のSAで水木一郎、ささきいさおのなつかしのアニメソングCDを入手。もちろん熱唱しながら運転して帰ったのは言うまでもない。
写真左から尾白川アプローチ、FI全景、F1 2ピッチ目、F2、F5、秘密処を登るS兄。
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Tracked on January 08, 2008 at 02:30 AM

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