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July 02, 2008

Climbing Is Believing

今晩はパタゴニア仙台ストアーでスピーカーシリーズということでラインを引く ~山が差し出すライン、人が引くライン~と題してアルパインクライマー、横山勝丘さんの講演会(スライドショー)。入り口のドアの取っ手がアックス(レイジを模したもの)と気付いた。これマボイ!(仙台弁でカッチョイイの意)、テンションage。で今夜は先々月まで行ってたアラスカのクライミングのお話し。アラスカは長ったらしいキャラバンとかなくてエアタクシーで容易にアクセスできて魅惑的な壁があってクライマーにとってパラダイスのようなとこらしい。ベアトゥース北東壁の新ルート。結構、立ってて氷も切れ切れでM6,M7が続き、A1も混じるアラスカの中でも技術的に困難なルート。ナチュプロでRが付くようなプアなプロテクション、しかもオンサイト。アルパインクライミングではグレードは関係ないとしきりに言ってたが卓越したクライミング能力がなければ成し得ない。ハンター北壁、ムーンフラワーバットレス。超1級の内容を持った既成ルートだそうだ。3人で6kgの装備で正にライト&ファスト。壁中、ワンビでフォローもユマーリングしないで登ったとか。そんな登り方したら絶対の2乗でおもしろいはず。僕はアラスカに興味なかったけどでもムーンフラワーは行ってみたいな。デナリ(マッキンリーとも言う)、アイシスフェース~サウスリッジ~ランプルート下降~南壁スロバクダイレクト~ウエストバットレス下降の継続登攀。この計画を他の外国人クライマーに話したらクレイジーと一笑に伏されるぐらいトンでもないクライミングだそうだ。この継続登攀のアイディアは穂高のパチンコや今年の正月に行った黒部横断から。10日分の食料、30kgの荷物を背負ってのライト&ファストの対極のクライミング。山とコミットする-山にどっぷりと浸かるようなクライミングがおもしろいんだとの事。最近、僕は冬壁、ましてや継続なんてやってない。ライト&ファストという言葉を誤解してさらっと手軽なクライミングしかやってないかも。世間一般からみれば登山やクライミングは非合理的でバカバカしい遊び。それをおもしろいと感じてやってる訳で非合理的でバカバカしいのを避けてさらっと手軽にだなんて良くない。原点に立ち返って山にどっぷり浸かるようなクライミングもやろう(たまにかもだけど)。百聞は一登に如かず。ちゃらんぽらんでいい加減な僕でも生真面目な日本人のDNAを受け継いでいるからつい研究熱心になりネットや本でルートの情報をかき集めたり、人からムーブやホールドなど聞いたりしてしまう。でもそれってクライミングの本質やおもしろさをスポイル(損なう、台無しにする)してしまってるのかも。山や壁(ボルダーも)に対峙して自分でラインを探り、先行きの不安に打ち克ち、それに対処しながら登る。僕もかくありたい。
最後に冬の明神はおもしろいですか?と質問したら最高におもしろいとの事。次のシーズンは明神に馳せ参じましょう。
関連情報
mamaの日記 - mamaの日記で・・・
Every Mountain Diary
GIRI-GIRI BOYS 2008アラスカ登山隊報告
Alpinist24号デナリ特集
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